
市場の反応
米国の金融関係者は7月末から夏休みに入り、日本では8月はお盆があり、取引量が減少することも背景にあり、例年8月はビットコインにとって大きなリターンが見込めない月として知られています。
仮想通貨の著名アナリスト「ティモシー・ピーターソン氏」は2010年以降、8月のビットコインのリターンの中央値はマイナス14%ほどであると分析していて、逆に1番リターンがあるのは4月の「25%以上」、そして、5月と6月も「10%以上」のリターンがあり、今年の4~6月に続いた強気相場との傾向が一致しています。
もしも仮に、今年も例年通りに14%下がるとするならば、8月中に「8600ドル」まで下がることになります。
8月の主なイベント
- 米雇用統計発表
- ライトコインの半減期(予定)
- GMOインターネット(決算発表)
- 楽天(楽天ウォレット親会社)(決算発表)
- 楽天ウォレット取引開始
この他には米中貿易戦争の推移も市場は注目しており、6月末に米国と中国は貿易戦争休戦で合意しましたが、トランプ大統領が8月1日に両国間の合意内容が実行されなかったことを理由挙げ、約3000億ドルの中国製品に10%の関税をかけると発表しました。
85%マイニング
2019年8月1日現在、ビットコインの総発行上限数2100万BTCのうち「85%」にあたる1785万BTCが発行・流通していることが判明し、これは同時に2140年までの約120年間で、残り315万BTCが発行されることになります。
現在、供給されている1785万BTCを所有できる人数は、1人1BTC換算で最大1785万人にすぎず、実際には、秘密鍵の紛失でアクセスできなくなったウォレットなどが原因で、発行済みBTCの一部は失われたような状態となっており、これらの失われたBTCは最大400万コイン、総発行上限数の20%以上と言われています。
また、7過去5年間でホールドされているビットコインの量が、全体の21.6%を占めていることも明らかになっていて、この触れられていなしBTCや、発行済みのBTCにどう影響するのか注目されています。
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